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数日前に、テレビでドラマの特集番組を見ていた。
『大恋愛~僕を忘れる君と』が取り上げられていた。
ここからネタバレがあるので、まだ見ていないかたは視聴してから読んだ方がいいかもしれない。

若年性アルツハイマーである主人公の女性、尚(なお)が海辺で、相手役の男性、真司(しんじ)に小説を読んでもらう。
記憶がないはずの尚の記憶が戻るシーン。

やがて死を迎える結末に向けての悲しみのなか、愛を感じて感動する場面なのだが……。

急に形相が変わり、一瞬、昔に戻るというのは感動を通り越し、すべてがタイムスリップしたかのようによみがえる。
ほんの数分の出来事なのだが、その人の生きた証を記すかのようにとても切なく儚いものだ。

私の母も認知症の末に他界したが、危篤の時、記憶がよみがえった。

認知症でこのように記憶が戻るとき、もう残りの人生は長くないのかもしれない。

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