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以前、お仕事の関係で司法書士事務所へ行った。

初めてお会いする先生だった。
予約を入れてお伺いしたのだが、ドアをノックしても反応がない。
恐る恐るドアノブを回した。
—— あら? 開かない! 約束したんだけどなぁ。どうしたのかな?
しかたなく、しばらく事務所の前で待つことにした。

「すみません!」
と慌てた様子で現れた男性はどうやら司法書士の先生らしい。
急いでドアのカギを開け、事務所に案内された。

—— あっ、汚い!
そこらじゅうに広がる書類とゴミの山!
先生は、何やらゴゾゴソと用意してる。
—— なにしてるんだ?
「今、お茶出しますね」
「いえいえ、おかまいなく!」
—— マジおかまいなく、なんだけどな……。
先生は買ってきた紙コップにインスタントコーヒーを入れお湯を注ごうとやかんを探す。
「やかん、やかん……、やかんがない!」
ブツブツ言いながら探す先生を見て、思わず吹き出しそうになるのを必死でこらえる。
「クッ、クスッ……」
必死で笑いをこらえるが笑いそうになる。
—— ダメだ! 笑ってしまう! 違うこと考えなきゃ~。んっと、そうだ! この先生を『くすっとクスちゃん』と名づけよう。あはは~ もっと、おかしくなってきた!

先生は必死でやかんを探すが結局見つからず、あきらめて話を始める。
「はじめまして、司法書士の楠本です」
—— え? マジ! クスちゃんじゃん!
「よろしくお願いします……」

さすがに司法書士の先生だから仕事はちゃんとしているようだが、そのほかのことは全くダメみたいで、とんでもない行動をとる。
ゴミ箱につまづいて転びそうになったり、途中で電話が来て話してたかと思うと、切ってから「あれ? だれだったかな?」とつぶやいたり……。
大丈夫だろうか、と、思うほどまるでコントのような面白さだ!
この日からくすっとクスちゃんの爆笑話が始まった。
(つづく)

 

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