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幽霊話が苦手な人はスルーしてくださいね。

昔、住んでいたマンションでのこと。
ごみ出しのために、夜中のうちにごみを持って、外へ出た。
近道のために、人通りの少ない裏道を通り、出しに行こうとしたら、裏道の角に人の気配を感じた。
ちょっと怖かったので、見ないふりをして、ごみだけのことを考えて、ごみステーション(北海道方言でごみ収集所のこと)に向かう。
無事にごみを置いて帰ろうとしたら、さっきの霊体を思い出した!
――ゾゾゾが止まらない! 気持ちが悪い!
こんなときに限って、その霊体とつながってしまった……。
――うわあ、女性の霊体。なんでここにいるんだろう……。
恐るおそる、その女の霊体がいるところに向かう。
――怖いのに向かうなんて、どうかしてる……。そういえば、この霊体、ずっと前からいるよなあ。
気がつくと、目の前に霊体がいた。その女の霊体はずっと私を見つめ、睨んでいた。
――あなたはなんでここにいるの?
霊体は無言だ。
――なにをしたいの?
無言。女の霊体はなにも言わない。
しかたなくあきらめて、家に戻ろうとしたら、
〈ちょっとなに言ってるかわからない〉
と後ろから言われている気がした。振り返ることなく、
――わからないんだ……。
と納得した。それからも、あの霊体はあそこにずっといる……。

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