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屋根裏部屋」の続き…………。

1年後、あのお店はスープカレー屋となっていた。私は興味深々でお店へと向かう。

ランチ時間に訪れたのだが、オープン間もないのか、ほかのお客がいない。
「ご注文、何になさいますか?」
若い店員が私に聞いてきたが、余計なことを考えすぎていてメニューを見ていなかった。
「あ、ちょっと待ってください。えっと、どれにしようかな……」
「またのちほどお伺いしますね」
と店員は少しあきれながら去っていく。
—— なんだこれ?
意外といい加減なメニューに驚く。
—— ま、なんでもいいや。とりあえず頼もう。私は食べに来たのではなく、確かめに来たんだ(笑)
オーダーを済ませ、待ち時間に集中してみる。

—— なんかいる気配はするけど、わからない。
「お待たせしました」
店員がカレーを運んできた。
—— もうできたの? はやっ! とりあえず食べよう。
ひと口、パクリ。
—— え? これ……う~ん、もはや、霊がいるいないの問題じゃなさそう。
そこからは霊よりメニューが気になり勝手に妄想。
—— ここのカレー屋が儲かるには霊がいることを売りにすればいいかも?
—— こんなのはどう? カレーに鳥が入って「取りつカレー」
—— じゃ、こんなのは? なすときのこの 「泣きつカレー」
—— う~ん、極めつけ! 大きなお肉が入った「おっ疲れー」
ハッキリ言って大きなお世話ですね(笑)

結局、霊はいたのだが、特に何もなくカレー屋を後にした。
それから、半年ほどでこのカレー屋は閉店となる。

それからも、いろんなお店に何度も変わったのだが、どれも長続きせず、今も新しい居酒屋が営業されている。
せっかくなので、現在のお店にこっそり取材に行ってきた。
それが、こちらです。どうなったかご覧ください。

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