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クリスマスが終わり、ケーキ屋のバイトが一段落したら、次は正月の和菓子へと仕事の内容が変わったの。
あなたは「和生(わなま)」って知ってますか? ほぼ餡子(あんこ)でできた和菓子で、よくお茶会に使われる。
あれをね、毎日、毎日、食べさせられました……。

実は私、そのころは餡子が苦手だったから、これまた地獄のお仕事……。
お茶で流しこんで、どうにかだったのだけれど、かなりしんどかった……。

そんな和菓子地獄のある日、和生を数えて箱に入れる作業があるのだけれど、メンキってわかるかな?
ラーメンとかうどんとかの麺をよく入れてるプラスチックの大きな箱!
あれから出して箱に入れる作業なんだけれど、和生がびっしりと入ったメンキだったのよ。
1箱100個くらい入ってた。

このメンキを重ねて……5段!
よっこらしょ~っと持ち上げた!
グギッ!
――えっ? うわあああ~! 腰が……いで、で……。
バラバラバラ!
メンキが崩れて、和生がそこら中に散らばった!
ぼう然!
――いでで……。
腰は痛いわ、餡子は飛び散るわで大騒ぎ!

そこへ、ちょうど社長が来た。
「あっ!」
ぼう然!
「すみません……」
「あんた……これ1個、いくらか知ってる?」
「い、いえ……いでで……」
「これひとつひとつ手作りだから、とても高いんだよ! 1個300円!」
――ええええええっ! マジ? 安くて1個300円はする和生で、1箱100個入ってるから……、5箱崩して……、ええええええっ! 15万! うわっ……やっちまった……。

さすがに全額弁償ではなかったが、バイト代の半分はお支払いへ。
踏んだり蹴ったりのバイトでした。

しかし、餡子があんなに重いとは夢にも思わなかった……。
このときばかりは「およげ!たいやきくん」が言ってた「おなかのアンコがおもいけど~♪」って、あれ納得しました。

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