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2回目の結婚で夫がゴルフをしていたから私もやることになった。
とはいえ、ゴルフにはまったく興味がない。ルールもよく知らない。
―― とりあえず、打って穴に玉、入れればいいんでしょ。
そんなとんでもない認識で始めていいのだろうかという疑問はあったものの、
―― だれかに迷惑がかかるわけでもないからいいやっ!
と、お気楽に始めた。

さて、買ってもらった初めてのゴルフセットを抱え練習場へと向かう。
まったくボールに当たらない。空振り続きに不安がよぎる。
―― これで、ホントにやれるのだろうか?
そう思って間もなくゴルフデビューとなる。1回しか練習していないから、ほとんど当たらない。

ゴルフ場に出ても当たらないので、本当はダメなのだが仕方なくすべてティアップすることにした。
さいわい、ゴルフ場は空いていたので文句を言う人もいない。主人とふたりきりである。
周りを見回しティアップで何度も打つ。呆れて見ているキャディー。
どんどん呆れ顔になっていく。カートに戻るとき、キャディーが片言の日本語で言った。
「モット、レン、シュ、シテコイヨッ!」
―― え、日本語しゃべれるんだ!
そう、このゴルフ場はハワイだったのだ。
ハワイのゴルフのルールはとても甘く、食べながらのプレイOK。カートはどこでも走り放題。
しかも、下手でも、ティアップだろうが、なんだろうが、犯罪でなければなんでもOKなのだ。
それでも、さすがに私は下手過ぎて、キャディーがキレた!
申し訳ないので、チップをお支払いして途中で帰っていただいた。

そんな状況でも夫はゴルフをやりたがり、そのままプレーは続く。
カートに乗って待っていると夫が突然言った。
「カート、次まで運転して!」
「え、無理! 運転免許もってないもん!」
「大丈夫だって、ゴーカートといっしょだから」
そうか、なら大丈夫と思い運転する。アクセルを踏んで……、豪快なスピードで発進!
ハンドルを切って運転。
―― あれ、どうやって止めるの? そいえば、私、ゴーカート運転できなかったんだ!
かなりのスピードが出ていたため焦る私。後ろから追いかける夫。
—— あ、木にぶつかっちゃう!
私はカートから飛び降りた。カートは見事に木にぶつかり停止。
「大丈夫? てか、飛び降りるって、驚くわ!」
夫が追いかけてきて、呆れながら笑って言った。
「私はどうにか大丈夫だけど、カートが!」
カートは動かなくなった。

その後のことは、言わずもがなだ。この日からゴルフは危険なスポーツだと認識した(笑)

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