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占い鑑定」の続き……。

「すみません。つかぬことをお聞きしますが……、Kさんはいろんな人を紹介してくれるのですが、あまりにも頻繁なので、なにかあるのでしょうか?」
「え、先生はKさんの彼女ですよね?」
「いえ! なんですか、それ!」
詳しく聞くと、Kさんと私は付き合っていることになっていた。しかも、占い料金はすべてKさんが払っていたらしい。
—— だから、しぶしぶ同席鑑定OKしたんだ! お金出してもらって席外してとは言えないよね。しかし、付き合ってもいないのに、頭に来る!

私はKさんに電話をした。
「ちょっと! どういうことですか! あなたと私は付き合ってませんよね!」
「あ、でもどうせ付き合うんだからいいでしょ」
「はぁ? なに言ってるんですか。付き合いませんよ! いい加減にしてください!」
大喧嘩の末、しばらく連絡は途絶えた。

数日後、一通のメールが届く。
「君がどう思おうと、僕は君を待っている。まずはお金をたくさん稼いで君を迎えに行くよ。なので、手っ取り早く稼ぐためホストになります。たくさんの女にモテモテになるけれど、やきもちは焼かないように! 僕は君だけを思ってがんばるよ」

—— き、気持ちが悪い……。付き合ってもいないのに怖すぎる。もう、勝手にホストでもポストでも何でもやってよ。お願いだからもう私にかかわらないで……。

気持ちが悪すぎて、メールは無視し、連絡先も完全に削除した。

次の日、返信をしなかったからか、Kさんがマンションの入口で待っていた。
―― え、住んでるところ教えてないのになんで?
「あの、メール読んだ?」
私は怖さのあまり無視した。
「仕事終わったらまた来るから!」と、車で去っていった。
あまりの怖さに、私は当時付き合っていた彼氏にボディーガードをお願いする。
再びマンションの前で待つKさん。おびえる私を見て彼氏が話をつけてくれ、Kさんは帰っていった。
やっと姿を見せなくなったのだが、1週間ほどでまたKは現れる。

「仕事忙しい? ご飯食べに行かない? ね、ねぇ~」
私は早足で無視しながら逃げる。
「彼氏、もう別れた? 別れてないなら別れなよ!」
それからまたKさんは現れるようになった。
あまりの怖さに警察に話すも、何も被害が出ていないということで相手にされなかった。
私は何もされてはいないのだが、恐怖のあまり精神的に参っていた。
—— もう、引っ越すしかない。
私は意を決して引っ越しを短期間で済ませた。
これと同時に、もう占いは辞めてしまった。

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