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フランス料理店(2)」のつづき

3日目。
—— 今日もだれもお客が来なかったらどうしよう。
と思っていたのだが、予約のお客様が2人来た。
―― よかった。やっと、教えてもらったことが役に立つ。
しかし、予想外なことが起きた!
オーナーはいきなりフランス語の訳の分からないメニューの説明をしなさいと要求してきたのだ。
—— 聞いてないよ~。
どうにか、その場を乗り切ったものの、緊張のあまり食器を下げるときにワイングラスをぶつけてしまった。
「すみません」オーナーに謝ると無視された。
お客様が帰られるのでお会計をしようとしたら、お客様は支払わずに帰ってしまう。
「あ、あの、お支払いは……」
「あ、知り合いだから払わなくていいんだよ!」
「そうなんですね」
「それより、グラスのお金弁償だからね」
と、言われて支払うこととなった。
3日間勤めて、来たお客が知り合いの2人だけ?
—— これはバイト代もらえそうにないどころか、弁償金まで払わされた。辞めるしかないかな?
私は辞めることをオーナーに告げたのだが、あっさりと受け入れられた。
もちろんバイト代は支払われない。

それから、1か月でそのお店は閉店となった。

―― 辞めておいてよかった。でも結局、お客が来ない呪われたお店だったのかな?

ゴーストバスターの姿で働いていたのに掃除機で退治できなかったのが残念(笑)

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