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かなり前、知り合いになった女の子が私の誕生日のお祝いにと、ホストクラブへ連れていってくれた。
もちろん料金は彼女持ちだった。
かってな私の想像では、ホストクラブはとても高いイメージなので、すごくもったいないと思っていた。
しかし、ホストクラブ好きの彼女は自分が行きたかったこともあり、強引に私を連れ出した。

「いらっしゃいませ~」
イケメンのお兄ちゃんたちが店先で並び、私たちを迎える。
席に案内され、こなれた感じでテキパキとオーダーを取る。
酒を出され、隣にはイケメン君が座る。
—— どんな話、してくれるんだろ?
「お客さん……」
「はい、はい! なんですか?」
「年はおいくつですか?」
—— はあ? いきなり、そこ聞く?
「な、なんで!」
「お若く見えるんで……」
—— なに言ってんじゃ。年、知らないくせに若く見えるって、どういうことだっ!
気分が悪いので無言でいると、友だちの彼女がその様子を見ていて、ホストチェンジした。

違う人が私の横に座る。
—— え、なに? この子、本当にホスト? 冗談?
私の隣に座ったホストは……、チェックのシャツ、Gパン、スニーカー、黒ぶちメガネ、そして、極め付きはリュック!
「ア、アキバ系?」
思わず声に出してしまった言葉を無視して、アキバホストは言った。
「1杯いただきま~す」そして、勝手に飲み始める。
あっけにとられて見ていた私は、何も言葉が出てこない。
するとアキバホストがイミフなことを発言した。
「ここでは、ゲームができません」
あんぐり開いた口がふさがらないまま見ていると、アキバホストが何度も同じことを言っている。
「はあ? あなた、なに言ってるの?」
「ここではゲームができないので、なので、お家に帰りたいのですがぁ~」
あまりにもあきれた私はキレそうになる。「ちょっと! 誰か、この人、どうにかして!」
それを聞き急いで店長らしき人が飛んでくる。「すみません」
店長はアキバホストを怒鳴りつける。あまりの怖さにアキバホストは大泣き。店内は大騒ぎとなった。
それを収めるかのように店長が私に言った。「すみません、この人ではお気に召しませんか?」
「はぁ? 気に入るわけないでしょ!」
あまりの対応に驚き店を出た。
しかし、今どきのホストはアキバ系なのには驚いた。
もう行くことはないけどね(笑)

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