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昔、仕事をやめたばかりで、すぐに次の就職先を探していたころ、なかなか見つからず街のなかをフラフラとしていた。
見知らぬ女性が近づいてきた。「すみません!」
私は何事だろうと女性の話に耳を傾けた。
「あの、今、お仕事ってされてます?」
「い、いえ、なんですか?」
「アンケートをお願いしてるのですが、少しお時間いいですか?」
私は言われるがままアンケートに答えることにした。
「じゃ、こちらへお願いします」彼女は私を連れて、どこかへ行こうとする。
私はしかたなく、ついていった。

着いた先は保険屋だった。
「あの、私、保険はけっこうです……」と断ったが、まったく解放してくれるようすがない。
よく聞くと、保険の勧誘ではなく、ここで働かないかという、違う意味での勧誘だったのだ。
あまりにも突然の誘いに驚き、私は丁重にお断りした。

どうにか保険屋から解放されて帰路に就くと、また別の女性が近づいてきた。
「すみません! ちょっといいですか?」
—— また? 今度は何?
私は同じことがないようにと、最初から用件を確認した。
すると、また保険屋で働かないかという勧誘だった!
一日に2回も誘われ、私は少しあきれながら、この保険屋の誘いもお断りした。

さすがに、2回は驚いた。少し急ぎ足で、家へ帰ろうとした。
「おねえさん、今、これプレゼントしてますのでもらってください」と、また別の女性から声をかけられる。
見るとかわいい鉢植えの花だった。
「もらえるのですか?」
私はうれしくなって、その鉢植えを受け取った。
そのとたん、拉致するように私の手を引いて連れていった場所は、前の2軒とは違う保険屋だったのだ!
—— ま、また! しかし、今回は鉢植えもらっちゃったし……。
しかたなく話を聞き、これも丁重にお断りさせていただいた。

さすがに、一日で3件の保険屋から誘われるのは異常である。
でも、なぜ続けざまに声をかけられたのだろう?
保険屋キャンペーンでもしていたのだろうか?(笑)

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