
今まで何度も「偶然はない」と言ってきましたが、なんとなく理解できないことはすべて偶然と考えていないだろうか?
一生の中で出会える人ってほんの一握り。どんなにがんばったって、すべての人に会えることは難しい。
そのなかでご縁があって出会い、そこから何かがわかることもあれば、わからずに疎遠になることもある。出会いや別れは偶然ではなく必然。一生のなかでほんのひととき、人生においてはほんの短い時間。
それは、親子でも夫婦でも同じ。縁は切れなくとも一緒にいられる時間は限られている。
人は一人で生まれ一人で死んでいく。
この世に時間がる限り、それは繰り返される。
「あの時こうしておけばよかった」
「ちゃんと伝えておけばよかった」
後悔しても時間は前に進むだけで戻ってはくれない。
あの世には時間がないので別れることもないのだが、すべてがひとつの世界なので、もはや出会うという感覚も別れるという感覚もないだろう。
会いたい人に会えるという保証もない。
この世に偶然がないのならば、今を大事に何を学び何を感じ取ることができるかが大切だ。
あなたがあなたらしく生きること。
あなたが何をしていいのかわからなければ、そのヒントをくれることを願い受け入れること。
何もしなければ何も起きない。願わなければ何も起きない。
嫌なことから背を向けるのは簡単だが、そこからは抜け出すことはできない。
嫌な人から離れることは簡単だが、また同じような思いをするだろう。
そう、あなたがそれに気づくまで続くのだ。
偶然を偶然と思わず、受け入れ行動し、あなたというものを見つけることこそ人生かもしれない。
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