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高校生だった頃、友達がいかがわしいバイトをしていることを知った。
そのバイトとは、下着メーカーでモデルとしていろいろな下着を着用し、男性に見せるというバイトだった。
これがかなり高額なバイト代をいただけるらしく、スタイルに自信があった友達は得意げにやっていた。
うらやましいとは思うものの、私にはそんな勇気がなかった。
少し大人びた、その友達が私に言った。
「紗依も勝負下着、買えば?」
勝負下着というフレーズが流行りだしたころだったので、私は使う当てもないのに見えを張り、有名メーカーから真っ白フリフリレースのかわいい下着を購入した。

しかし、勝負下着など、すぐには使用する機会もなく……。
買ってから、なんとなく試着だけでもしてみようと思い袋から取り出してみた。
―― あら? なんだろ~? 下着に何かがついてる。なに? これって~血だぁ!
よく、よく見ても血に間違いない!
気持ち悪くなって母に見せた。
「血だね……」
とりあえずメーカーに問い合わせてみると、こう言われた。
「調べてみますので、すぐに送ってください」

次の日、送るために梱包を始めた。
―― あっ! さらに血が大きくなってる!!
初めはよく見ないとわからないほどの小ささで、点々と何箇所かだけだったが、今は大きく広がっていた!
ものすごく気味が悪くなって、急いで発送した。

数日後、新しい商品が届いた。
―― シミの検査結果はいったい何だったのだろう?
同封された手紙を読むとやはり血痕ということが判明した。
―― どういうことだろう? こんなことってあるのかな~?
値札も取っておらず、袋に入れたままだったのに。
買うときは店員も見たはずだし……。今でも、謎だ。

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