
交通局で臨時職員をしていた頃、とんでもないものを見てしまった。
そのときはエレベーター待ちで、何げなく窓の外をながめていた。
—— 今日は晴れてるなぁ~。こんないい天気はどこか行き……、えええ!? 人?
窓の外を、上から人が落下していった! しかも、落ちていく途中に目が合った!
あまりの恐怖に声も出せず、エレベーターが来ても、わたしは立ち尽くしていた。
気を取り直し、閉じる前のエレベーターに慌てて乗り込んだ。
1階に着き、急いで外へ出てみる。
—— あれ? だれもいない。たしかに落ちたんだけどなぁ。
戻ろうとしたわたしの後ろに気配を感じる。
ゆっくり振り返ると、男がボーッと立っていた!
あまりの怖さに急いで逃げ戻る。
—— いやぁ~、あの男、目が合った男だった……。
しばらく、その落ちて行くときの顔が頭から離れず、だれなのか気になり、職員に聞いてみた。
すると、やはりここの職員で、飛び降り自殺した人がいたという。
死んでいるのに、この場に執着して、まだいるようだ。
自殺すると、その場から離れられなくなる傾向がある。
決して、成仏している状態には見えない。
自分が考える以上に執着して動けなくなるようなので自殺しても楽にはならないのだろう。
この体験はすごく怖かったけれど、自殺後はこうなるので、やめたほうがいいよ。
自分を大切にね(o^-‘)b
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