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先日、仕事関係の知人宅へ、わからない書類の件で訪れた。
すぐに終わると思ってたが長引いて話し込んでいたところ、携帯が鳴った。
瞬間、自分の携帯が鳴ったかと思ったのだが、知人の携帯だった。
知人は携帯で何やら話し込み、切ってからすぐに言った。
「これから友達、来るけどいい?」
「え? ここに? それなら私は帰るけど……」
「だって、まだ仕事の話、終わっていないでしょ!」
「そうだけど……」
その書類は急ぐものだったため、私も忙しいなかで時間を空けてわざわざ来たのだ。
「その人は急ぐ要件なの?」
「わからないけど、行くからって言われて……」
正直、あきれた。
私は仕事の要件で来ているのに、わからない用件で違う人を入れるのはどういうつもりなのだろう?

ピンポ~ン♪
近くまで来ていたのか、すぐに到着した。
私がいることを知らないのだろう。ズカズカと家へ入ってくる。扉が開き、私に気づき驚く。
「こんにちは~」私は声をかけた。
「こ、こん、あ、いらっしゃったんですね(苦笑)」
—— あ、この人、前に会ったことある。ちょっと気まずいな。
「あの、以前にもお会いしたことあります、よね?」
「は、はい……」私は答えた。
私は気まずい空気に早く帰りたくなった。と言うのも、以前この人がらみですごくもめたことがあったのだ。

「会ったこと、あったっけ?」とのんきにいう知人。思い出そうと必死で詮索してくる。
私はというと、思い出さないようにと必死で祈る。祈ったおかげで友達はあいまいなまま、話を変えた。
知人と今来た友達がふたりで盛り上がる会話の中で私は思った。
—— 帰りたい……。
ふたりの会話の中へ入ることができず、会話は私をまったく無視して進む。
すると、あるキーワードで急に知人が私とのトラブルを思い出したようだった。
急に話をしなくなり、どうしていいのかわからなように見えた。
私はなるべく話の中に入らないようにしていた。
知人の友達は機関銃のようにひとりで話す。
「それでね……、わたし、そうだったのよ~。あれ? どうしたの。なんかあった?」
「……そろそろ時間じゃない? 帰らなくていいの?」知人は耐え切れず、急にこんな言葉を発した。
「あ、そうだね、帰らなきゃ~」そう言うと、知人の友達は急いで帰っていった。
友達を見送り、知人は私に気を使い出す。「会ったこと、あったんだね……」
それ以上は何も言わなかったが、トラブルのことを思い出していたようだ。

幸いにも、知人の友達はそのことを忘れていたようだったのでよかったが、もしも思い出していたら私と同じく嫌な気持ちになっていたことだろう。
人間関係についてちゃんと覚えていてほしいものだ。

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