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10年ほど前に、天候が悪いなか歯医者へ行った時のことだ。
診察台で口をあんぐりと開けて、治療を受けていると急に寒気を感じる。

―― なに? なんなの?
すると、こんなインスピレーションが頭の中に入ってきた。
〈美容室のお知らせです。昔、行ったことがある、○○へ行きなさい〉

―― え? 今、このタイミングで?
こんなことは初めてだったのだが、言われた通り歯医者が終わったあと、美容室へと向かう。

予約なしだったので、急に言っても大丈夫かと思ったのだがなにも問題はなかった。
忙しいからかスタッフは無駄口をすることなく淡々と仕事をこなす。
—— こんな美容室珍しい。あ、そういえば、あまり話すところは嫌だなって思っていたんだった!

「髪、流しますので移動してください」
と、言われ移動。髪を流している途中、急にトイレへ行きたくなった。
洗髪後に言おうとしたら、
「トイレはあちらです」
と、案内された。驚いた、まだなにも言っていないのに言われた。
―― トイレに行きたい顔してたかな?(笑)

トイレを済ませ席へと戻ると、もう読んでしまった雑誌が目に入る。
―― 交換してもらおう!
そう思ってすぐ、なにも言わないのに交換された!
―― 偶然にしてはできすぎ! いやいや、これくらいはある!
そう自分に言い聞かせ平常心をよそおった。

「グ、グ、グ……」
急にお腹が鳴ってしまった。朝からなにも食べていなかったことに気づく。
―― お腹空いた……。
「どうぞ!」
スタッフが持ってきてくれたものは、みそ汁だった。
「みそ汁って、出ちゃうんですね」
驚いた。
「コーヒーもお持ちしますね」
そう言うとスタッフはコーヒーも持ってきてくれた。しかも受け皿にはミニクッキーまでついている。

あまりの出来事に私の引き寄せなのか、はたまた、スタッフが私の心を読んでいるのか不思議でならなかった。
なんとなく腑に落ちないまま、会計をしていると、本棚の本に目が止まる。

スピリチュアルの本がずらっと並んでいたのだ。

—— なるほど、だから歯医者でここを勧められたんだ
妙に納得して帰った。

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