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聡和(そうわ)が「そういえば」と驚いた体験のように話してきた。

「亡くなった親族が夢枕に立つって言うけど、私は立たれたことがなかったんだけど、8月15日当日にね、眠っていて夢を見ていたら、夢の風景が見えたまま、枕にネコがどこからか着地してきたんだよね」

聡和は興奮気味だ。私はつい、オチを期待しながら聞いていた。

「でも、私はネコを飼っていないから、夢の途中なのにと思いながら、そのネコの気配を目をつぶったまま見ていたんだ。夢を邪魔して現れたから、ネコは夢じゃないと思うんだよなあ。私は聞こえる霊感だから、見える霊感ではないけれど、あんなにハッキリとわかるんだねえ」
「そうそう」
「で、ネコが私の背後を歩いて腰のほうまで行って、私の胴体をすり抜けか飛び越えたかして、うつ伏せで寝ている私の左脇腹のあたりで丸まって寄り添って寝たんだ。夢枕に立つというよりは、夢枕に寝られたよ!」
――オチはおもしろくないけど、お盆当日にネコが来たんだな。
「いやあ、不思議だった。実家の飼い猫で私と交流があって死んでいるのは、妹が飼っていたアメリカンショートヘアーっぽい模様のゴンタと、母親が飼っていた白と黒の大きな斑(まだら)模様のニャンタだけど、ぼんやり白と黒の縞々だったから、多分、ゴンタだ」
「ふ~ん」
「それと、ネコは自分自身の顔を知らないから、顔だけ真っ暗だった! ゴンタもニャンタも懐いて(なついて)いるわけではなかったのに、なんで私のところに来たのだろう……。不思議……」
イヌもネコも飼ったことがない私は、いまいち動物との交流がわからず、どう答えたらいいかわからなかった。
「自分でチャネリング(霊界通信)すればいいのに」
聡和はなるほどといった顔をして、チャネリングを始めた。
「あ! ゴンタが来た! ん? 飼い主の妹に伝えることあるの? ん? 私に最後のお別れのあいさつに来た? ああ、妹にはもうお別れのあいさつしてきたのかあ。もう天国に昇っちゃうんだ。私にまで最後のお別れのあいさつに来てくれるなんて……(涙ウルウル)」
「お盆だからね、動物もあいさつに来るんだね」

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