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出張で、あるホテルに泊まったときのこと。

そこでは温泉施設があったので、大浴場に行ってみることにした。

時間は真夜中3時、だれもいない温泉でわたしは写真を撮ろうと思いついた。
だれもいないことを願いつつ、温泉へと向かう。

予想どおり、だれもいない温泉で、脱衣所貸し切り状態となって浮かれながら写真を撮る。

そのとき、上方向から女性の声が聞こえた。
〈まぁ~だぁ~〉
―— だれっ?
周りを見渡すもだれもいない。
全身、身の毛がよだつ。ぞぞぞ……。
あまりの怖さについつい大声で「まだっ!」と叫んでしまう。

返答が来たら怖いので急いで大浴場へ向かう。
—— おおお~~、こわっ。
気を取り直し、温泉に入りながら一人、写真撮影をする。
調子に乗って足でピースサインなどしたりして、ご機嫌でいたとき、後ろの方で気配を感じた。
—— だれかいる……。

だれもいないはずの洗い場に水がしたたる音が響く。
おそるおそる振り向くが、だれもいない。
怖いけど何か写るかと周りの写真を撮ってみる。
だれも見えないが気配は感じる……。
怖いのでまた幽霊に背を向け窓の方へと移動する。
温泉は暖かいはずなのに体は鳥肌でいっぱいだ!
—— さぶっ……。
あまりの寒さと恐怖に耐え切れず、急いで温泉を出る。

着替えを急いで済ませ、慌てて出た。

だれもいないはずの洗い場には「カッコ~ン……」と、桶と水のしたたる音が響いていた。

—— こえぇ~~!

やっぱ3時に温泉行くのはやばい。
まぁ~、ここだけじゃなく、どこでも幽霊の一人や二人はいるのだが、話してきたのは初めてだ!
しかも、返事までしてしまった。

部屋に戻って、撮った写真に何か写っていないかを確認すると、なぜか、2枚ほどしか残っておらず、ほとんど残っていなかった。

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