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かなり前、勤めていた会社で飲み会があって、二次会を終えた頃には女性がわたし一人になっていた。
社長が気を使ってタクシー代を手渡して、わたしだけ帰宅させてくれた。

—— 男ばかりでどこ行くんだか……。
わたしはタクシーを止めて乗り込む。
行き先を告げると、車が走りだした。
—— あれ? ここどこ? 
しばらくすると、家の方向とは違う所を走っていた。

—— 山へ向かってる? えっ? どういうこと? 道、間違えたの?

「あの~、すみません、方向が違うんですけど」

運転手は返答することなく無言のまま。

—— 聞こえなかった? もう一度!
「あの~、すみません、道、違うけど!」
「うるせ~! 黙って乗ってろ!」
—— えっ? マ、マジ?! 怖い。これは、まずい。このまま行くと山の方へ向かってる。どうしよう。
「あの、もう降ります。ここで降ろしてください!」
「うるせーんだよ!」
—— こ、こわーい! どうしよう、どうしよう! そうだ! 運転手の隙を見て、車のスピードが落ちた時、飛び降りよう!

わたしはタイミングを見計らい、飛び降りて一目散に逃げた。
タクシーはUターンして追いかけてくる。

—— やばい、追いつかれる。助けてぇ~。
わたしは急いでコンビニに駆け込んだ!
しかし、気持ちが動揺していてコンビニの店員に話すどころか警察に通報もできなかった。
そして、かなりの動揺でなぜか社長の携帯に連絡を入れ、あった出来事をぶちまけた!
しかも、電話をしたまま、再び違うタクシーに乗って三次会の会場に逆戻りした。
「なんで、女1人で返すのよ! 送ってくれれば、こんな目に遭わなかったのに!」
と、社長に説教してしまった。

動揺すると人って、何するか分からないね(笑)

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