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誕生日に友人からホストクラブへ誘われて行ったのだが、とんでもないところだったためにすぐ帰ることになった。
友だちは申し訳なさそうに謝り、違う店へと私を誘う。
私はもう帰りたいと告げたのだが、何度も謝られた。
「今度はちゃんとしたお店ですから」と誘ってくれる。
しかたなく、私は応じた。

次のお店は普通のバーだった。カウンターとボックス席が2つほどの小さなお店には店員の男性がいた。
少し不安がよぎったが、お酒を注文。お酒を頼むと入れ替わり立ち替わりで次々と男性が席につく。
—— これって、さっきのホストクラブと変わらない。
基本的に、このようなお店は好きではないので、カウンターで1人で飲ませてもらうことにした。

カウンターで飲んでいると、私を誘った当の本人である友人が後ろのボックスで寝ていた。
しかもかなりの爆睡状態。どんなに起こしてもまったく起きない。
息はしていたのだが、完全に死んでいる。
—— どうしよう~。

「まあ、朝まで飲んでいればいいじゃないですか」
と、お店の人がさらに酒を持ってきた。
私は嫌な予感がした。
「もう帰りますのでお酒はけっこうです」と断った。
ところが、ほかに客がいないせいか、なかなか帰してくれない。
「まあ、1杯くらい飲んでくださいよ」
異常なほど酒を薦める。すごく嫌な予感がしたので私はそれ以上、お酒を口にしなかった。
彼女の眠りが尋常じゃない。どう見ても死人。
—— これって、もしかしてお酒に薬とか入れられた?
変な予感がよぎる。怖さが出て震えた。
「彼女まったく起きないから、置いていっていいですよ」と、笑いながら言われ、さらに怖くなった。
私は意を決して絶対、眠らないように彼女の意識が戻るまで側にいた。
気づけば朝の8時。タクシーを呼んでもらい、どうにか2人で脱出。
タクシーの中で彼女の話を聞くと、途中からまったく覚えていないという。確かに何かを入れられたようだった。
ふたりで飲んでつぶれていたらどうなったかと想像すると、怖くて震えが止まらなかった。
それから、彼女と私は飲みに行っていない。

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