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先日、マーボー豆腐を作って食べた。もう何年も食べていないのでかなり久しぶりだ。

若かりし頃、マーボー豆腐を作って子供と食べていた記憶を思い出す。
あれは、子供がまだ幼稚園児くらいだったろうか。
当時の私は子育てと仕事の両立でかなりくたびれていた。
夕方になり食事の支度を終え、子供とマーボー豆腐を食べていた。
いつもは浮気でなかなか帰ってこない旦那が急に帰って来た。
しかたなく作っていたマーボー豆腐を旦那の夕食に出すと、旦那は一口食べて急に皿ごとゴミ箱へ捨てたのだ!
「なに? なにすんのよっ!」と私が言うと
「こんなもの食えるか!」と言い捨てて出ていったのだ。
泣き出す子供。私はあぜんとしたまま放心状態となった。
すると、子供が私の気持ちを察してくれて、
「おいしい! おいしい!」と、泣きながらマーボー豆腐を食べてくれた。
なんだか、切ない悲しい思い出となった。
それから、なんとなくマーボー豆腐を食べるとその時のことを思い出してしまうので、なかなか食べることができなくっていた。

マーボー豆腐を久しぶりに作り、またあの頃を思い出す。
あの時、なんで料理を捨てられたのか今でもわからない。
そんなにまずかったのだろうか?
そのあと、私も残されたマーボー豆腐を食べたが、そうは思えなかった。子供も食べていたし。
その時の記憶だけがいまも嫌な思い出として残っている。
もしも、聞けることなら本人になぜ捨てたのかを聞いてみたいが、今さら聞けるはずもない。
それよりも、たぶん本人はそんなことはまったく覚えていないだろう。

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