BLOG

昨日の記事の表紙に使うため、保管していた実際のハンカチを撮影しようと聡和(そうわ)に手渡すと、
「お婆さんを感じる。上から感じる。成仏しているんじゃないかな」
と言い出した。

「いいお婆さんだったよ。よくしてくれた。でも、成仏しているかどうかわからないんだよね」
「あ、お婆さんからメッセージがある。お礼を言ってる……」

〈ありがとね。ほんとの孫のようにかわいかったよ。いつも笑顔で接してくれてうれしかった〉

「そうお礼を言うと、気配が消えた」
「そう……。いいお婆さんだったからね」

「たぶん、ずっと立っていたのは、息子の家族を待っていたらしい。そのときは、まだ自分は生きているつもりで、息子夫婦が孫を連れて来ないかしらと、時間の感覚がないまま、ずっと立っていたみたい。きっと四十九日でお迎えに気づいて、天国に上がったんじゃないかな。いい人はすぐ成仏するね」
「あの人はすぐ成仏すると思うんだよね。だから消えたんだね」
「上から大きな気配を感じるから、力の強い守護霊になっているんじゃないかな」

――― 成仏してよかった……。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。