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先日、姉がわたしの家に来た。
新型コロナの影響でなかなか会うことができず、約1年ぶりだった。
積もる話はあるものの、時間はあまりない。
ランチをしながら淡々と近況を話した。
そこへ何かが現れ、わたしの後ろに立った。
もちろん見えない存在で、なんとなく女性だと感じた。
確認のため集中はしたのだが、よくつかめない。
「どうしたの? なんかあった?」
無言のわたしを不思議に思った姉が聞いてきた。
「あ、うん、だれか来てるんだけど、分からなくて集中してた」
姉は怖がることもなく、いつものわたしの行動に見入っていた。
姉は壁掛け時計を指して言った。
「あっ、ちょっと! 時計、止まってる!」
「あ、そうか、霊が来るとよくあることだから、また、動き出すよ」
「マジで! そんなことあるの?」
姉は半信半疑で聞いてきたのだが、わたしはおかまいなしで女の霊体に集中した。
しかし、何も言わないまま、その霊体は消えてしまった。
「消えちゃった」
「え? もういないの? で、なんだったの?」
「よく分からない。なんだったんだろね……。あっ! ほら、時計動き出した!」
「えーー! まじ?」
姉は驚いている。恐いというよりは不思議そうに何度も時計を見ていた。

こんな不思議なことはしょっちゅうあるのでわたしにとっては不思議でもなんでもないのだが、姉にとっては受け入れがたい事実だったようだ。

ちなみに、時計は電波時計なので、自動で修正されて今も動いている。

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