
届かぬ初めてのバレンタインデー
初めてチョコレートを渡したのは小学生の頃。
初めてのチョコレートなのに、いきなり初めての手作りだった。
といっても、市販のチョコレートを溶かして固めただけ。
溶かしたチョコレートをハートの形にして、銀紙に包んで、学校に持っていった。
当時、好きだったH君に渡すつもりが、H君から「お前、誰にチョコ渡すのよ?」と言われ、本命からの突然の質問に戸惑ってしまい、思わずちがう男子の名前を言ってしまった。
すると……、H君は「わかった! 僕が段取りつけてやる!」と言い出して、ちがう男子を呼んできてしまった!
仕方なく、本命の前で、無関係な男子に渡すことに……(泣)
その後、そのチョコレートを渡した男子と噂になってしまい、困ってしまったという苦い思い出(笑)
届かぬイケメン男子への思い
高校生の頃、ちがう高校に通っていたイケメンの男子にひとめぼれをして、毎朝、地下鉄で見かけていたので、チョコレートを渡そうとしたら、たくさんの女子が群がっていて、渡しそびれた。
あきらめて学校に行ったら、女友だちがその男子のことを知っていて、同じ中学校だったとかで、家も知っていた。
話の流れから、女友だちが「いっしょにつき合ってあげるから、家までいっしょに渡しに行こう!」と言ってくれた。
その女友だちと実際に行ってみてチャイムを鳴らしたら、母親が出てきた。
「〇〇君にこれを渡してください」とお願いしたら、
「またですか? チョコならいらないです」と突き返された!(泣)
仕方なく、いっしょに来てくれた女友だちに食べてもらった(笑)
バレンタインデーに縁のない男
大人になってからつき合った男性がいた。
その彼の誕生日は2月上旬だった。
記念日という記念日をすべてスルーするひどい彼氏だったので、絶対に誕生日プレゼントをあげたくなく、2月の誕生日前に別れた。
もちろんバレンタインデーも渡さずに済んだ。
その彼とは数年後再会し、またつき合ったのだが、彼は変わらず記念日をスルーする男だったので、また誕生日前に別れてやった。
彼には絶対にチョコレートを渡したくない!(笑)
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