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母が亡くなって、今年七回忌を済ませた。
すっかり、母はこの世に来ることがなくなったのだが、急に生前の母を思い出した。

あれは、まだ携帯が出たばかりの頃だった。
家にいた母が急に外に出たかと思うとすぐに戻り、私に聞いてきた。
「これ、どうして使えないの?」
私は母の手に持っていたものを見て思わず笑ってしまう。
「それは、無理だよ、それ、家の電話の子機じゃん!」
母にとっては携帯も電話の子機も同じようなもので、ついつい使えると思い込んだのだろう。
そういえば、当時は携帯といってもかなり大きなものだった。間違えてもしかたない。
「笑っちゃってごめんね」
今さらながら亡き母に謝ったが、母は呼んでも今は戻ってくる気配もない(笑)

そういえば、こんなこともあった。
あれは私がエステティシャンをしていた頃だった。
仕事をして帰ってくると玄関にセールスの人がいた。
その人は私を見るなり、にやけながら笑いをこらえて「では、失礼します」と帰っていった。
「なに? なんかあったの?」
「化粧品のセールスの人が来たから、娘がテクニシャンだから必要ありませんって断ったんだよ」
「えええ! テクニシャンって言ったの?」
「だって、あんたテクニシャンでしょ!」
—— エステティシャンとテクニシャン、シャンしかあってないじゃん!
そう言おうとしたのだが、年老いた母には同じだったのだろう。
古い話だが、それなら「チャン、リン、シャン」でも良くないか?(笑)

「チャン、リン、シャン」知らない人はググってね (^^)/

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