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職場で仲良くなった人と牡蠣祭りへ行くことになった。
女友達と、その友達の彼氏、そして運転手として知らない男の人が来た。
片道7時間もかかる遠出をしたのだが、運転手の助手席に私が座り、後部座席ではラブラブカップルがいちゃついていた。
正直なところ、ラブラブカップル2人で行けばいいことなのに、なぜここまでしてついていかなければならないのかと不満があった。
しかし、カップルは車を持っておらず、しかも4人ならお金も節約できると考えたようだ。
車とはいえ移動で7時間もかかるドライブは疲れる。私と運転手は利用されただけだった。
長い長い距離をへとへとになりながら、どうにか到着した。
その日は疲れ過ぎてすぐに宿へ。
「ここ?」
私は目を疑った。宿というものではなく、ただの民宿どころか民家だったのだ。
しかも、お金をけちったのか、食事なしで部屋はひとつ。トイレもお風呂もない。
6畳1間に4人で雑魚寝だった。
バカップルに任せたのが間違っていた。
しかたなく、持っていったおにぎりを食べ、お酒を飲むことにした。
その間もバカップルはラブラブで見ちゃいられない。
ただただ運転手を務めた知らない男と酒を飲むしかなかった。

ふと気づくと、そのまま寝ていた。周りのみんなもそのまま寝ていた。
時計を見ると夜中の2時。トイレに行こうとふすまを開け廊下へ出ると真っ暗。
どこかに電気がないかと探していると後ろに気配を感じた。
「どこいくの?」
「うわ~っ」
運転手の彼が声をかけてきた。
「脅かさないでよ!」
私は、怖いので一緒にトイレまでついてきてもらうことにした。

(つづく)

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