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先日、9月9日のことだった。
買い物から戻り一息ついていると、ふと何かが部屋にいる気がした。

—— なに? 霊体? いや、目に見えたから違うか……。あ、でも、霊も見えるから、霊か?

一瞬のことで、見間違いということで気にも留めずいたのだが、何度も目の前を通り過ぎる。
—— もう、なに! 何なのよ、ちゃんと姿現しなさいよっ!

すると、とんでもない大きさのハエが!
「うわっ!」
今まで何年も住んでいてこんなことは初めてだったので驚く。
—— どこから入って来たんだろ? てか、どうにかしないと!
そこからわたしとハエの戦いは始まった。

しかし! なんとなく普通のハエではない気がする。
普通なら飛び回り逃げるのだろうが、わたしのそばでじっとしてる。
捕まえようとすると逃げるが、わたしがあきらめるとそばに来てわたしにまとわりつくのだ。
—— これって、もしかしてだれか死んだ? 霊バエ?

集中するもだれかは分からない。あきらめて心の中で願った。
—— 捕まえられないので、霊なら捕まえられる所に止まって!
すると、あら不思議、玄関に置いたごみの袋の上に止まった。
しかも、途中のドアが閉まっていたのに、一瞬開いたときにそこへと向かったのだ。

止まったもののどうしたらいいのか分からず考えた。
—— さわるのはきもい。でもこのままではいられない。だれかもわからないし……。
再び集中すると、なんだか嫌な気分になった。虫が嫌いだからかと思ったのだが、嫌な気分にさせられた人のような気がする。

わたしはすぐに、そのハエ目掛けて除菌スプレーを吹きかけた。
弱っていくハエ、なかなか死んではくれない。
弱ったところで、ほうきで外へと出した。まだ生きている。

その後、朝になりごみを捨てに行く途中でハエを見かけた。
すでに息絶えていたのだが、それはもう霊バエではなかった。

いったい、だれが死んだのだろう?

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