BLOG

目的地の最寄り駅ホームに降り、改札へ向かう途中、目の前でキャリーケースを引くおばあさんに目が留まる。
地下鉄なのでホームから改札まで上がらなければならないが、エスカレーター点検のため止まっており、おばあさんは重そうにキャリーケースを抱えて一段ずつ上がっていた。
大変そうなので手伝ってあげるために声をかけようとしたとき、横から若い男性がおばあさんに話しかけた。
「僕、持ってあげます!」
そう言ってから、有無を言わせずキャリーケースを取り上げ、ひとりで階段を軽快に上がっていく。
「あ、あの! ちょっと待ってください!」
おばあさんは慌てている。上段まで上がり切った男性は振り返った。
「ここに置いときますから!」
と大声で叫んだ後、姿を消してしまった。
―― えー! それって、親切なの? 迷惑じゃない?
おばあさんは急いで階段を上がろうとしてるのだが、体が思うように動かず困っている様子。

幸い、ほかにだれもキャリーケースを持っていってしまう人はいなかったのだが、たくさんの人が行き交う階段のど真ん中に置かれ迷惑そうに避ける通行人たち。
親切なんだか、迷惑なんだかよくわからない光景を見てしまった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。