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2015年6月4日、何げに散歩に出たときのことだ。雲が広がり、雨が降りそうで降らないといった天候だった。

―― どこへ行けばいいのだろう~。
急に雲行きが悪くなった。
—— えっ? こっちじゃないの?
独りで自問自答。
―― こっちじゃないなら、この辺に目的の場所があるはず……。
そう思い周りを見渡すと「整骨院」の文字が目に入る。
―― ここ?
半信半疑で飛び込む。中には待っている人がいた。

先生らしき人が私に問診票を渡す。書きながら思う。
—— なぜ、ここなんだろ? 私、通ってる整骨院あるんだけどな……。

余談だが、その通っていた整骨院は個人店であまり知られていないこともあり暇そうだった。私が行くようになって、何げに「儲かるといいのに」と思ったとたん、今では予約がなかなか取れないほどの繁盛ぶり。
そこの先生も驚きを隠せない様子だった。
「なんで急に繁盛し始めたんだろう。君が来てくれるようになってから急に予約いっぱいなんだよね」
まさか、私のそんな何げない引き寄せがかなうとも思っていなかった。

話を戻すが、それから数日後に今回の店を発見。

問診票を渡し、真剣に考えてみた。待ち時間が長い。
考えてもわからないので店の人に話しかけた。

「どれくらい待ちますか?」
「1時間くらいですかね」
「予約してないのでまた来ます」
「予約受付はしてませんので、飛び込みでも待ち時間は変わらないですよ」
と言われたが、正直なぜここに来たのかもわからなく、心の準備ができていなかったので、とりあえずその店を出ることにした。

それから、気になりつつもそのまま月日が流れる。

急に足首が激痛を起こした。いつもの整骨院へ連絡する。
「予約でいっぱいなのでできません」という答えだった。

—— もしかすると……、私はあの整骨院に呼ばれているのか?
そう思い、行くことにした。

10時に始まったばかりだというのに、もう人がいっぱいだった。以前もらったカードを出す。意外にも先生は私を覚えていた。まあ、飛び込みで入るのも、途中で帰るのも珍しいのだろう。

30分ほどで呼ばれる。簡単な問診をされる。

「こちらを見て立ってください」と指示され、言うとおりにする。
先生が私の立ち方を見て言った。「かなり曲がってますね」

次にベッドに横たわるよう指示され、軽く足を触診する。左足が痛いと言っているのに先生は右足が悪いと言った。
―― へ? なんで?
説明を聞くと、右足をかばう癖がついていて左足がギブアップしたらしい。
—— なるほど…。
そして、つぎに右骨盤を触る
「かなり開いていてこれではバランスがとれないでしょう。腰も悪いんじゃないですか?」
—— その通り~。
と、心の中で思う。
次に首を触り右向きが動かないと指摘された。
まぁ、ここまでは普通の整骨院でもやる問診だが、ここからが普通じゃなかった。

痛い足の患部を触り、なにやら先生は目をつぶり願う(?)。暖かい気のようなものが伝わってくる。
—— これって何かのヒーリング? はたまた宗教? 特に痛みは感じない。

次に骨盤を私の手で触らせ先生は私の頭を持ち上げ首に手を当てた。また同じように目をつぶり願う(?)。これは何につながっているのか知りたいと思った。私は先生がつながるものに集中する。なかなか見えてこない。すると、頭が急に暑くなった。血が上るような感じだ。体中が暖かい感じを受ける。私は先生がつながるものに集中した。すると、シーサー、いや、狛犬のようなものが見えてきた。神に仕えるもの。神様ではないというようなメッセージがくる。

施術が終わり、先生がおもむろに話し始めた。
「何もしないので驚かれたのではないですか? 変な意味でとらえないでくださいね。今、頭の血を抜いて体のバランスをとりました」

—— えっ、何? 血?
先生は続けて説明をする。
「体はバランスを崩すと頭に血を送りどうにかして元の状態に戻そうとします。それはかえって体を固めて痛い部分を作り出します。なのでまずは頭の血を落ち着かせそれから徐々に呼吸とともに自分の免疫力で治していきます」
と、よくわからない説明で納得する。

—— ようは、普通じゃないということね、だからここに来るように導かれたんだ。

半信半疑でいると、先生は言った。「私は神様ではありませんので」
その言葉にピンときた。だから狛犬なんだ。つまりはこの先生は神様の使いということなのだろう。

帰り際、頭を触ったのに足の痛みがほとんどなくなっていたことに驚く。
これは、おもしろいかもしれない。インスピレーションでそう思った。

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